災害時には が活躍
今後30年以内に大規模地震が起こる確率は、多くの地域で26%以上と言われており、近い将来、大きな災害に巻き込まれるリスクを誰もが抱えています。いつ襲ってくるかわからない自然災害に対して、蓄電池は安心の備えとなるはずです。
なぜならスマートハウスに欠かせない蓄電池には、太陽光発電で創った電気を貯めておき、ご家庭で日常的に利用するという機能のほかに、非常時の電力供給がストップした際に使うことができるという機能があるからです。
こちらでは、愛知県名古屋市で太陽光発電やソーラーガレージの設置などをご提供する「株式会社 中部住器」が、蓄電池のメリットについて解説します。
非常運転モードとは?
蓄電池には電力供給がストップした時に、昼間に貯めておいた自家発電分の電気を使うことができる「非常運転モード」が搭載されています。万一の災害時には非常運転モードに切り替えることで、溜めておいた自家発電分の電気を照明や炊飯、テレビなどの家電に使うことができます。
最近の蓄電池の中には、停電すると自動的に非常運転モードに切り替わり、自家発電分の電気を速やかに利用することができるシステムもあります。自宅で医療機器を使用しているなど電力の安定供給が欠かせないご家庭では、この非常運転モードは大いに役立つことでしょう。
蓄電池の補助金について
災害時の備えとして注目されている蓄電池は、導入することで自治体から補助金をもらうことができる場合があります。また、太陽光発電システムをあわせて導入することで、さらに補助金を受け取れる自治体もあります。補助金が適用となる条件は、蓄電池の容量や価格などによって異なります。適応条件については弊社がお調べしますので、お問合せください。
電気自動車の時代へ
最近、電気自動車やハイブリッド車の普及が進んでいます。電気自動車はEV(Electric Vehicleの略)と呼ばれ、ハイブリッド自動車はPHV(Plug-in Hybrid Vehicleの略)と呼ばれています。では、EVとPHVにはどのような違いがあるのでしょうか。
EVとPHVとは?
EVは、電力をエネルギーとして走行し、走行中にCO2や排気ガスを出さないエコな自動車です。大気汚染の防止に役立ちます。一方、PHVはガソリンエンジンと電力のエネルギーを併用できる自動車です。外部電源からプラグインで充電でき、走行時にCO2や排気ガスを出さないエコな側面を持つとともに、併用することで遠距離走行が可能となっています。
スマートハウスとの共存も可能に
自宅の太陽光発電や蓄電池などのシステムを一元管理し、家庭内のエネルギー需給を効率的に活用する省エネルギー住宅「スマートハウス」とリンクさせて、EV、PHVを活用できるようになってきています。
ご自宅で使用している太陽光発電や蓄電池などのシステムとEV、PHVを接続し、相互でエネルギー需給を調整することができるのです。自宅の太陽光発電でつくった電力を用いてEV、PHVを動かすことができますし、EV、PHVに電力を溜めておくこともできます。これにより、さらに効率良く電力を活用することができるのです。
EV・PHVは、今やスマートハウスには欠かせない自動車となりつつあります。日本政府もEV・PHVを環境問題対策の解決の糸口と位置づけ、補助金制度や税の軽減処置を設けています。